TeraTerm+screen+vimでのホイールスクロール問題
結局のところ、シェルのときだけCtrlを押しながらホイールを回せば使い勝手に大差ないというところに落ち着いた。
以下、右往左往の記録。
ssh作業のお供、screen。
いつでも続きから作業できるのは便利なんだけど、デフォルトではマウスホイールの使い勝手が変わってしまうのが難点だった。
screen off: ホイールで画面をスクロール
screen on: ホイールでコマンド入力履歴を選択
ホイールでスクロールしてほしいんだよな…と調べると、teraterm.iniの項目で設定できるらしい。
TranslateWheelToCursor=off(デフォルトはon)
ところが今度はvimやmanのホイールスクロールが画面外にはみ出るようになった。よろしくない。
TranslateWheelToCursorはアプリケーションカーソルモード(vimやlessやmanなど)のとき上下カーソルキーを送信するか、スクロールバーを動かすか選ぶ項目で、offだとホイールは、スクロールバーをドラッグするかのように動かすだけになるので、しょうがないようす。
http://ttssh2.sourceforge.jp/manual/ja/setup/teraterm-misc.html
対症療法的に、teraterm+vimでスクロール云々の話をゴソゴソ調べると、vimのスクロールがはみ出さなくなる設定があった。
set mouse=a
set ttymouse=xterm2
スクロールがはみ出さなくなる上に、マウスのクリックでカーソルが移動する!
しかし相変わらずmanのスクロールはよろしくなくてTranslateWheelToCursorはonに戻すことに。
するとmanのスクロールは元の調子に戻った。
vimも上記の設定を無しにしてみても、スクロールは問題ない。
使い勝手が変わるのはシェルだけのようだった。
なんとかならんかといじり倒して、たまたま分かったのが冒頭に書いた方法で、なんだそんなことでいいのかと思ったけど、右往左往してるうちにteraterm内で動くvimのカーソルをクリックで動かせることが分かって、それはよかった。
むしろscreenは、アプリケーションを閉じたときの表示が気に入らない。
例えばscreenなしだと、ls; vim -> ctrl+z ですぐ lsの結果を見られるけど、screenありだとvimの画面の跡が残って見られない。地味に不便。
これを解消する設定はいくら探しても見つからない。
そういうことはscreenのウィンドウ切り替えでやれってことかな。
慣れれば気にならなくなるのかもしれない。