なぜ玄米は白米より高価な（気がする）のか

当初は単に、なぜ玄米は白米より高価なのか、と思っていた。
近所のスーパーでは単位あたりの価格がずいぶん違ったからだ。
玄米２kg１０００円くらい、それに対して白米は４０００円もあれば、いいブランドのが１０ｋｇ買える。

白米は玄米より手間がかかっている（精米とか）はずなのに、なぜ割安なのか。
作り方がぜんぜん違うからだった。

これによると、割安な白米には農薬が使われているが、もしその米を精米せずに玄米として食べると危ない。
なぜなら精米で取り除かれる部分には、農薬がたまりやすいからだ。

玄米として食べても安全な米を作るには、完全無農薬・有機農法にしなければならないが、そうして作った玄米と白米の価格は、精米コストの分だけ白米のほうが高くなるという。つまり白米は２kg１０００円よりも高くなるということだろう。

製法が違うので、小売価格だけを比較しても意味がなかったのだ。
だから玄米が高価な気がするのは、本当に気のせいだと思った。