アンチからオルタナティブへ

これは茂木健一郎さんがよく言っていること。
分かるし、とても賛成なんだけど、実際の生活部面でどういうことが当てはまるのか、すぐに忘れてしまう。

あいさつ初心者

今日はテレビで芸能人がラーメン店の勤務体験をする番組を見た。
大きな声であいさつをする練習のシーンがあった。

「おはようございます!」と言うんだけども、どうやら音量が足りないようす。
指導役は「本当に全力で言ってるの?」「やる気あるの?」と言っていた。アンチだと思う。

それよりも「もっと大きな声で!このように!おはようございます!」
もしくは「君はもっと練習が必要だ。上達のコツは…」
それがオルタナティブだと思う。

どちらが好ましいか?僕は後者でありたい。

すりかえ

秋田文庫の「BLACK JACK第8巻」に「すりかえ」という話が収録されていた。

ある女性が子を産んだ。
その子は重病におかされていた。
その女性は、我が子が重病だと知ってしまった。
その女性はある夜、病院の新生児保育室に忍び込み、我が子を他人の子とすりかえた。
足の裏にマジックで書かれた識別番号もうまく書き換えた。

ある看護師はすりかえを目撃した。
目撃以上のことはしないで、数年後、それをネタに子供をすりかえた女性をゆすった。(アンチ)

BJもすりかえを目撃した。
これはまずいと、すりかえられた子供を元に戻した。(オルタナティブ

過ちを過ちのままにして責めるか、過ちを正すかということ。