ヨーグルトの効果:私の場合1

いつからか、ときどきすごい勢いで腹を下すようになった。
これはいつも一過性のもので、いつも液体のようななにかを一度に出し切って、いつもそれきりケロッと治っていた。
そのせいか、すぐに忘れて、ぜんぜん病院には行かなかった。

しばらくすると、牛乳を飲んだ1時間から2時間あとに必ず起こることが経験的に分かった。
たったの50ミリリットル、うっかりコーヒーに注いだだけでもいけなかった。
同じパックから分けて飲んでも、他の人は何ともない。何が悪いんだろう。

どうも乳糖らしかった。→乳糖不耐症

さてこの乳糖、どうしてくれよう。
牛乳たっぷりのコーンフレーク食べたいよ。

良さそうな話を見つけた。

http://www.calpis.co.jp/hakkounyu/nyusankin/index.htmlより抜粋
乳酸菌はある一種類の微生物を指すのではなく、生育に必要なエネルギーを得るために、ブドウ糖や乳糖を分解して乳酸を作り出す微生物のことをいいます。

さようか。
乳酸ってなんなん?

http://www.calpis.co.jp/hakkounyu/advantage/index.htmlより抜粋

ーー発酵乳や乳酸菌を摂ると、乳酸や酢酸が産生され、腸内を酸性の環境にします。 そのため、有害(悪玉)菌が定着しにくく、善玉菌が優勢になり、腸内環境が よくなります。善玉菌が増えると、次のようなよい働きをします。
1. 悪玉菌の力を弱める
2. 食べ物の消化・吸収の促進
3. ビタミンB群を中心としたビタミンの合成、免疫力を強化する
4. 病気に対する抵抗力をつける働きをする

ーー乳糖を分解するための消化酵素の分泌が少ない人は、発酵乳をとることで、乳糖不耐症に悩まされることが少なくなります。

なるほど。悪いもんじゃあないらしい。深く考えないことにした。
発酵乳ってなんなん?

なんか乳酸菌がたくさん入った食べ物・飲み物らしい

ここで、乳糖を下さないためには発酵乳で乳酸菌を摂り、そいつらに消化してもらえばよさそうだと分かった。
乳酸菌!乳酸菌!

ところでここまでに何度も引用したカルピス社の「カルピス」には生きている乳酸菌がいないようだった。

http://www.calpis.co.jp/contact/faq/calpis.htmlより抜粋
""内は文字が画像だった。ページ内検索では探せない。

"Q13" パッケージに、“乳酸菌飲料(殺菌)”と表示されていますが、殺菌でも乳酸菌の働きはあるのですか?
"A13" 「カルピス」は、できたてのおいしさを保つために、最後に加熱処理をし、密封しています。このとき、乳酸菌自体は死んでしまいますが、乳酸菌がつくりだした「乳酸」の作用によりおなかの環境を整えます。また、発酵によってつくられたカラダによい成分や牛乳の成分が、より消化吸収しやすくなっているという特性には、変わりがありません。

ほかの製品には生菌のものがあるようだったが、なんか見た目が気に入らなかった。

とにかく乳酸菌だ、と分かったところで、ヨーグルトの物色を始めた。
「恵」は良さそうだった。決め手はこの一文だった。

http://www.megumi-yg.com/nyusankin/より抜粋
画像から

8人の社内ボランティアに、1000億個のガセリ菌SP株を1日1回7日間摂取してもらい、定期的に便を採取して検査した。その結果、摂取後90日が経過しても4名の便からガセリ菌SP株が検出されることが分かった。

やたら納得した。
そして「恵」を食べ始めた。

3日目、おそるおそる牛乳を少し飲んだ。下らなかった。
詳しいことは忘れたが、なんとなく徐々に量を増やしても平気だった。

今日は約30日目。
きのう、一度に500ミリリットル牛乳を飲んだ。下らなかった。
その数時間後、さらに飲んでも平気だった。

テレビやらで2種類の微生物の群れが押し合いへし合いしている様子なんか見ていると、食べるヨーグルトは、なんとなく一種類に絞ったほうが乳酸菌が定着しやすい気がして、「恵」だけを食べた。

スーパーでその日に安く手に入る小分けパック1小分けパック2でかいパックを適当に、毎日75グラム〜100グラム食べた。
2日間はなんとなくのむヨーグルトにした。

バニラヨーグルトならともかく、こういうヨーグルトの味は苦手なので、砂糖をだいたい5グラム添加して食べた。

それにしても、まさかこんなにすぐ牛乳を飲んでも下さなくなるとは思わなかった。